アンシャルまたはアンシャール (英語:Anshar) は、
シュメール神話や
アッカド神話に登場する天の
神。名前は「天の中心」を意味する。
アンシュル、
アシュル、
アッシュルともいう。
キシャルの兄(または弟)にして夫。アンシャルとキシャルはともに
ラハムと
ラフムの子で、
アヌと
エアを(伝承によっては、
エンリルをも)産んだ。アンシャルは
ニンリルの配偶神とされることもある。アッカド神話ではアンシャルと呼ばれ、
パンテオンの祖とされるが、アッシリア神話ではアッシュルと呼ばれ、パンテオンの最高神とされている。
アッシリアの
サルゴン2世は、自らの権威を増すために、「アッシュル」(創世記文書
エヌマ・エリシュに記されており、自らの名前の一部ともなっている)、「アンシャル」との区別を始めたとされている。