チェロの語は本来は
イタリア語の "" に由来する。これは「小さなヴィオローネ」("" と接尾辞"")という意味である。なお、ヴィオローネは
コントラバスの元になった楽器であり、このヴィオローネという語もまた「大きなヴィオラ」("" と接尾辞""。ちなみに現在の
ヴィオラの事ではなく単に弦楽器という意)」であるから、"" は「小さな大きなヴィオラ」という意味である。これが
英語に
外来語として入ったのちに "" と略され、それが
日本語に入り「チェロ」となった。すなわち、本来「チェロ」とは「小さな」という意味である。
チェロと同じく
ヴァイオリン属の
ヴァイオリンや
ヴィオラとほぼ同じ構造である。(
コントラバスは、
ヴィオール属の影響を強く受けているため、チェロなどの他の3つとは多少異なる) ただし、低い音を出すために全体が大きくなっており、特に厚みが増している。弦も素材や基本構造こそ同じものの、太く丈夫に作られており、それに伴って弓もヴァイオリンなどより太いが、長さは逆に短くなっている。また、チェロはその大きさと重さゆえにヴァイオリン・ヴィオラのように顎で挟み手に持つことが困難なので、
エンドピンを床に立てて演奏する。エンドピンには、
亜鉛の
合金が使用されることが多いが、最近では
カーボンや
チタン、
タングステンなども使用されている。本体の大きさに比べると、指板はヴァイオリンなどより若干細めである。ヴァイオリン属では低音楽器ほど胴体と弦の角度が大きいため、ヴァイオリンに比べると
駒が高く丈夫に作られている。