ストックとフローとは、前者の変化量が後者にあたるという関係にある。たとえばダムに貯まっている水量がストック、これに対してダムから流出したり流入する水量がフローにあたる。
アーヴィング・フィッシャーは、生産をストックへの追加、消費をストックからの削減と見た上、経済的な福祉をあらわすものはストックの大きさであると考えた
[岩波経済学小辞典第3版]。このような考え方は、フローである消費が大であることを経済的な豊かさと見る考え方とは対立するものである
[ちなみに資本ストックの大量減少(たとえば戦争などによる)は、その後の国民所得(フローにあたる)の高成長をもたらすという関係にある(貯蓄率一定の場合)]。