しかし、彼自身はホームズの人気が先行することに不服だった。彼は、ラスボーンでなく「シャーロック・ホームズ」のサインをもとめられる様な扱いに耐え続けなくてはならなかった。
ワーナー・ブラザース社とラジオの放送局との契約が同時に切れたのを好機として、ホームズ役を降板。多くのファンとナイジェル・ブルースを嘆かせた。
夫人との結婚記念日を記念したオリジナルの舞台が、ホームズを演じた最後になった。この時、ナイジェル・ブルースにもワトスン役を依頼し、ブルースもおおいに乗り気だったが開幕の数週間前に病に倒れ、名コンビの復活は果たされなかった。