須弥の四洲(東勝身洲=とうしょうしんしゅう、南瞻部洲=なんせんぶしゅう、西牛貨洲=さいごけしゅう、北倶廬洲=ほっくるしゅう)を守護し、?利天主・帝釈天の外臣である。この天に住む者の身長は半由旬、寿命は500歳で、その一昼夜は人間界の50年に相当する。
四天王は早くから日本でも信仰されていた。『
日本書紀』によれば仏教をめぐっておこされた
蘇我馬子と
物部守屋との戦いに参戦した
聖徳太子は、四天王に祈願して勝利を得たことに感謝して
摂津国(
大阪市天王寺区)に
四天王寺(四天王大護国寺)を建てたとされる。後世の仏像製作においても、釈迦三尊像などのメインとなる仏像の置かれる須弥壇の四隅には、たいてい邪鬼を踏みしめて立つ四天王像*が配置されている。四天王像としては、
東大寺(
奈良市)の戒壇院のものが有名である。