『
論語』は
孔子と弟子たちの言行録である。孔子の弟子たちの手によって整理された。
漢代には
今文系統のテキストに「魯論」20篇「斉論」22篇があり、古文系統のテキストに「古論」21篇があったという。
後漢の
張禹は「魯論」を中心に同じく今文の「斉論」と校合して作った「張侯論」を作り、さらに後漢末の鄭玄がこれを「古論」と校合して作ったのが現行の『論語』とされる。
『孟子』は孟子(約
紀元前372年-
紀元前289年)とその弟子たちの言行録。『
漢書』
芸文志以降、『孟子』は諸子略や子書、すなわち諸子百家の書に挙げられており、
経書として扱われていなかった。孟子は長らく評価されない書物であったが、唐末、宋代の
道統論によって取り上げられ、朱熹によって四書に『孟子』を入れられたことで現在のような経書としての権威を確立した。