完全試合 wikipedia|無料辞書
完全試合(かんぜんじあい、かんぜんしあい)とは、
野球や
ソフトボールの試合における記録のひとつで、相手チームの打者を一度も塁に出さず
勝利することである
[日本プロ野球で1950年に初めて達成された際に、同年6月29日付の読売新聞は、用語の説明とともに「投手としては最大の快記録である」と報じた。]。本項目では、主に野球で達成された完全試合について述べる。
◆ 概説
「
パーフェクトゲーム」や「
パーフェクト」とも呼ばれ、野球は9回27人、ソフトボールは7回21人の打者を全て出塁させずに勝利することを指す。
安打はもちろんのこと
四球・死球や
失策なども許されない。
延長戦に突入した場合は、試合に勝つまで継続して走者を出さないことが達成条件となる。
コールドゲームによる勝利、完全を継続したまま引き分けた場合は公式記録とはされず、参考記録の扱いとなる。
日本のプロ野球では、1人の投手が完投で達成した場合に個人記録として公認されるが、複数の投手が継投で達成した場合はチームの記録としてのみ公認される。いずれの場合も投手の記録としてみられることが多いが、野手にとっても失策が許されないため、重要度は高い。
ソフトボールと一部
社会人野球の大会では、延長戦に
タイブレーク制度が採用されているため、自動的にランナーが塁上に置かれることから、タイブレークが適用された時点で完全試合は不可能となる(ただし、
ノーヒットノーランは継続される)。
◆ メジャーリーグ
メジャーリーグでは継投によるノーヒットノーラン(含む完全試合)も公式記録として公認されるが、これまで継投による完全試合は達成されていない
[1917年6月23日、ボストン・レッドソックス-ワシントン・セネタース戦で、先発のベーブ・ルースが打者1人に四球を与えたところで暴言により退場、リリーフしたアーニー・ショーがルースの残した走者が盗塁死のあと、9回まで1人の走者も許さずに投げぬいた例がある。これは一時期はショーの完全試合として認定されていたが、現在ではルースとショーの継投によるノーヒットノーランの扱い。]。