日本においては、
明治まで文学を含む
書記言語はほぼ文語体と呼ばれる
文体が使われていた。文語体は
中古日本語(
平安時代の貴族語)から発達しており、それ以降は長くダイグロシアの状態にあった。その後明治に入って
言文一致運動が起き、一部の文学者が口語に沿った
口語文と呼ばれる文体を使い出し、
戦後まで文語体と口語文という大きく分けると二つの文章語が並存した。戦後に入って日本語の書記言語を
東京方言をもとにした
標準語に統一する政策が行われ、現在では、新しく書かれる文学作品は
定型詩等を除きほぼ標準語に近い言葉遣いで統一されている。