白鳳 wikipedia|無料辞書
白鳳(
はくほう)は寺社の縁起や地方の地誌や歴史書等に多数散見される
私年号(逸年号とも。
日本書紀に現れない
元号をいう)の一つである。通説では
白雉(
650年〜
654年)の別称、美称であるとされている(坂本太郎等の説)。
なお、『続日本紀』神亀元年冬十月条(
724年)に「白鳳より以来、朱雀以前、年代玄遠にして、尋問明め難し。」といった記事がみられる。
◆ 改元
◆ 由来
梁の劉?『
文心雕龍』「知音篇」の以下の部分にもとづき、「白雉」を「白鳳」と言い換えたのではないかとされる。
(原文)
:夫麟鳳與?雉懸絶、珠玉與礫石超殊……然魯臣以麟為?、楚人以雉為鳳、魏民以夜光為怪石、宋客以燕礫為寶珠。形器易?、謬乃若是。文情難鑒、誰曰易分。
(書き下し)
:夫れ麟鳳と?雉は懸絶し、珠玉と礫石は超殊す……然るに魯臣は麟を以て?と為し、楚人は雉を以て鳳と為し、魏民は夜光を以て怪石と為し、宋客は燕礫を以て宝珠と為す。形器 ?はれ易きも、謬ること乃ち是くの若し。文情 鑒(かんが)みること難し、誰れか分かち易しと曰はん。
(大意)
:麒麟や鳳凰と?(のろじか)や雉の間には大きな隔たりがあり、真珠や玉と砂利や石とでは余りに異なっている……ところが魯の臣下は麒麟を?とみなし、楚の人は雉を鳳凰と間違え、魏の民は夜光の玉を怪しい石と思い、宋の客は石ころを宝珠と思い込んだ。形あるもは外見の見分けがつきやすいのにもかかわらず、それでもこのような間違いが起こる。(ましてや)文学の精神など見定めることは難しい、これを判別しやすいなどと誰がいえるだろう。
◆ 白鳳期におきた事件
◆ 西暦との対照表
・ 『麗気記私抄』等