北部にある硫黄岳と、南部にあるグスク火山の2つの火山が接合している。硫黄岳は今も水蒸気を噴出する
成層火山で、有史以降に
マグマの噴出は確認されてない。グスク火山は、二重式の成層火山であり
中央火口丘として溶岩円頂丘があるが、周囲には爆裂火口跡があり、かすかに噴気を認める。
琉球王国の時代には
硫黄の採掘が行われ、中国への
進貢貿易に用いていた(琉球王国では唯一の硫黄産地だった)。奄美群島が薩摩藩に併合された際、朝貢に支障をきたす恐れがあるため、そのまま琉球王国領として存続した。硫黄採掘は戦後になっても行われており、現在でもその採掘跡を認めることができる。1959年に噴火のおそれがあるとして、全島民が
久米島へ移住。1967年にも噴火し、硫黄採掘の従事者も撤退。以降、完全な無人島となっている。