当時の常識や権力に囚われず、新しい考え方や文化を積極的に取り入れる見識の広さ、合理性と冷徹さを兼ね備えた知性によって、統一者のいなかった政治的混沌を収集に向かわせた人物である。その事業は大方向を示したところで重臣の一人・
明智光秀の裏切りに遭い、自刃に追い込まれたことによって頓挫した。しかし、政権の実質的後継者となった
羽柴秀吉が、信長の築いた足場をもとに
天下統一を進め、ついには成し遂げることとなったことから、秀吉が継ぎ、
徳川家康が完成させる形となった
日本近世の形成事業の創始と言うべき位置づけにあった政治家である。